アジア有数の金融都市香港。ビクトリアハーバー沿いに立ち並ぶ超高層ビル群は、どこか近未来的で圧巻の景色です。一方情緒あふれる下町エリアも多数混在し、中華圏ならでわの街並みと人々の喧騒は香港でしか体験できません。
海外旅行のために有給を使う必要はありません!観光地がぎゅっとコンパクトにつまっている香港なら1泊2日でしっかりと観光を楽しむことができます。今回はそんな香港を実際に私が使ってみて便利だったツールと観光プランを合わせてご案内いたします。
旅程
5/10
6:40 関西空港チェックイン手続き
8:40 出発
11:45 香港空港到着
13:00 空港⇒香港島
13:30 上環エリアで両替
13:45 タイチョンベンガーで軽食
14:00 大館にて観光
14:45 香港名物トラムに乗って町中観光
16:30 ピークトラムに乗ってビクトリアピークへ
17:00 ビクトリアピークで夜景撮影
21:00 スターフェリーで夜景観賞&尖沙咀(チムサーチョイ)へ
21:30 尖沙咀プロムナードで夜景撮影
22:00 尖沙咀観光&晩御飯
24:00 ホテルチェックイン
5/11
7:30 朝食にお粥とチョウフン
8:30 尖沙咀プロムナードでお散歩&ビクトリアハーバー撮影
10:00 ハーバーシティをぶらり
11:00 ばらまき土産を買いにウェルカムへ
12:00 女人街、フラワーマーケット、ローカルマーケット観光
14:30 シャムスイポー駅から香港空港へ
15:20 チェックイン手続き
17:20 香港出発
22:10 関西空港到着
旅行代金
関西国際空港⇔香港国際空港(5/10金曜日出発⇔5/11土曜日帰国)の往復券¥35,090
宿泊先(1泊2日)代金¥3,877
E-SIM(3日分)代金¥1,110
総額¥40,077(税込み)
※現地交通費・食費代・お土産代は除く
人によっては空港までの交通費や海外旅行保険代が加算されると思います。
海外旅行保険はクレジットカードに付いている場合があります。ご自身のクレジットカードが海外旅行保険付きなのか、事前に調べておくのがおススメです。
クレジットカードに付いている海外旅行保険には「自動付帯」と「利用付帯」の2種類があります。
「自動付帯」→海外旅行の際にクレジットカードを持っているだけで保険が適用されるもの
「利用付帯」→ツアー代金や航空券代をクレジットカードで支払うと保険が適用されるもの
※利用付帯のクレジットカードについて
自動付帯とは異なり、クレジットカードを持っているだけでは保険が適用されません。
航空券などの旅程の一部にかかわる費用を支払った場合適用され、旅行全体が保険でカバーされます。ただし旅行先の宿泊費用の支払いには保険適用されず、いかなる決済であっても出国後の決済の場合は保険が適用外となります。ご注意ください!
細かい条件や保険内容は各クレジットカードで異なりますので、ご自身のカードがどのような条件か一度確認してみましょう。
航空券の予約方法
私は通常「Sky scanner」を利用することが多いのですが、今回は「トライシー」でセール販売されている航空券を購入致しました。トライシーは各航空会社が行っているセール航空券情報をまとめたサイトです。これからセールを始めるチケットまで情報としてのっているので、セール期間が短い航空券や競争率が高い航空券の購入の出遅れの心配がないのも魅力的です。ただし、各航空会社のサイトに飛ばされますので、航空会社のサイトによっては英語ができないと手続きが大変かもしれません。いずれにせよお安く海外旅行するには必須のサイトですので、一度セール航空券に挑戦してみてはいかがでしょうか。
ちなみにSky scannerは一人旅の方には欠かせない航空券予約ツールです。世界中の航空会社やツアー会社が発表している航空代金を比較して、希望の航空券を提案してくれる超すぐれもの。料金優先で調べるのもよし、時間帯を指定するのもよし、航空会社を指定するのもよしetc…気に入ったプランをお気に入りに入れておくと料金の変動があった際にメールでお知らせしてくれるので、逐一最新の情報を手に入れることができます。
私の感覚では、出発約1か月前からは料金が上がっていく傾向が多いように感じました。出発日から遠ざかるほど料金は上がったり下がったりを繰り返しますので、頃合いを見て早めに購入してしまった方がよさそうです。完売になってしまったら元も子もないですから。
また、座席指定可能な航空券の場合は前方の席を指定しましょう。現地到着後に飛行機の前方に座っている方から降りることになります。この差が混みやすい入国審査、保安検査場で早めに入国できるポイントになります。お手洗いなどもできるだけ着陸前に飛行機で済ますのが良いでしょう。
宿泊先の予約
一人旅の際にはいつもお世話になっているサイト「Airbnb」エアビーアンドビーを利用しています。
エアビーアンドビーとは...
宿泊施設や観光体験などを手配できるサイトです。こう書くとよくある宿泊サイトのように思えますが、エアビーアンドビーでは超低価格帯のドミトリータイプのお部屋から、超秘境エリアやビックリするような構造のお部屋まで様々なジャンルで検索jすることができます。宿泊先を探している旅人とお部屋を貸したい家主をエアビーアンドビーが仲介としてつなげてくれているので、通常の旅行会社が提供していない宿泊先をカバーしています。
エアビーアンドビーの詳細や使い方はこちらをどうぞ。画像付き解説!Airbnbの使い方
eSIMの購入
海外旅行に行く際に必ず必要になってくるWI-FI事情。最近では町中にフリーWI-FIが通っている国も増えてきていますが、電波が弱かったりセキュリティー面で心配があり、結局日本で準備を整えていく方がほとんどではないでしょうか。
基本的に海外でインターネットを使用する方法は4つあります。
①eSIM購入
②SIMカード購入
③ポケットWI-FIレンタル
④海外ローミングの利用
それぞれメリット・デメリットがありますので、詳細は後日記入致します。ただ私が実際に利用した中でおススメするのはeSIM購入です。今回私が利用したWorld eSIMはeSIMが利用できる端末の場合、購入から設定は非常にシンプルでかかった時間も日本での設定約5分、現地到着時の設定約2分ととても簡単に利用できます。価格も他の方法と比較し安いのも魅力的です。ちなみに私は香港対応eSIM1日1GB使用可能で、3日間のプランを1,110円で購入しました。
1GBで利用できるデータ量例
WEBサイト閲覧/乗り換え検索 | 約250回 |
TikTok | 約30分視聴/投稿1回約2.5MB/動画1分約30MB |
LINE | ビデオ通話約2時間/音声通話約20時間 |
約2時間/投稿1回約2.5MB/動画視聴1回約40MB | |
YouTube | 約60分視聴(画質設定720p60) |
Googleマップ | 約330回/検索1回約3MB] |
正直1GBあればよっぽどでない限り使い切ることはありません。実際私は1日で500Mbも使いませんでした。万が一データ通信量を使い切ってしまった場合でも、データ容量を追加チャージできますのでご安心ください。現地でのネット回線も問題なくスムーズに利用できました。
初めての設定は不安があるかもしれませんが、お問い合わせフォームも日本語に対応していますので安心して利用できます。対応している国が180国以上で購入プランも豊富ですので、おススメできるeSIMです。
持ち物
私は弾丸旅行をする際には必ず機内持ち込み可能なバックパックのみで海外に出かけます。弾丸ツアーは何よりも時間が大切です。飛行機に預けた荷物があると、現地到着時になかなか荷物が流れてこないなんて経験1度はあるのではないでしょうか。ましてやロストバゲージや預け荷物破損があった際には、手続きで相当な時間を無駄にしてしまう可能性があります。そういった時間ロスを回避できるのが非常に大きいです。
また、私の場合は空港から直接観光地へ向かう場合が多く、ホテルチェックインは深夜の場合がほとんどです。そういった旅程の場合、スーツケースは非常に邪魔になりますし、ロッカー探しも手間がかかってしまいます。バックパックの場合は1日背負って行動できますので時間に縛りがある旅程にはピッタリというわけです。
機内持ち込み可能荷物サイズは事前にチェック
注意していただきたいのは機内に持ち込み可能サイズと重さが各航空会社によって異なるということです。基本的には日本のLCC(ローコストキャリア)と呼ばれる航空会社は3辺の合計が115㎝以下で重さ7㎏以下と設定されています。また、危険物や液体物も厳しく規制されておりますのでご注意ください。今回私はピーチアビエーションを利用致しましたが、こちらはカメラの三脚にも制限があり、折りたたんだ状態で60㎝以上の三脚は機内持ち込み不可とのことでした。私の三脚は60㎝以下でしたので機内持ち込みできましたが、カメラ好きの皆様お気を付けてください。
重さ7キロの内訳ですが、私の場合は一眼レフカメラ1㎏、三脚1㎏、バックパック本体や衣類や日用品・パスポートなど2~2.5㎏の合わせて4~4.5㎏が日本出発時です。これにお土産2~2.5㎏が現地で追加され、帰国時にちょうど7㎏になっています。
バックパックのおススメはこちら→海外旅行おススメバックパック
まとめ
今回は香港出発準備における便利ツールについて解説いたしました。
海外弾丸ツアーではいかに限られた時間で現地滞在時間を延ばすことができるかが重要になってきます。入国審査を通過するまでは素早く行動し、お手洗いやインターネット設定などは入国してから行うなど、工夫次第では混雑エリアを回避しやすくなります。
2日あれば海外旅行に行ける時代です。これを機に一度海外で羽を伸ばしてみてはいかがでしょうか。
次回は香港本編です。
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