日本から約4〜5時間で遊びに行く事ができる香港。その近さや食、夜景、文化を体験するために多くの方が訪れる人気の渡航先です。
そんな魅力溢れる香港の観光におすすめなのがツーリストデイパス。
ツーリストデイパスを利用することによってより一層旅行が楽しくなること間違いなしです!
このページではツーリストデイパスの購入、利用方法について解説していきます。
ツーリストデイパスとは?

香港を旅する観光客向けに販売している交通カード(一日乗車券)です。
香港各所を網羅するMTR(地下鉄)とLTR(ライトレール)、港鉄バス(港鐵巴士)が24時間乗り放題となり、各観光地を巡る際に便利な交通系カードとなっています。
※香港エアポートエクスプレスや東鉄線(香港香港島の金鐘駅と新界の羅湖駅、および落馬洲駅を結ぶ香港鉄路)など羅湖駅や落馬洲駅間は対象外
ツーリストデイパスを購入するメリットとしては
などが挙げられます。
特に香港旅行者にとってメリットが大きいのはお金の計算が不要な点と24時間乗り放題な点でしょう。見慣れない外国の通貨はなかなか利用しづらいものです。精算の際についお札を利用して、お財布のなかが小銭でパンパンになってしまった方もいるのではないでしょうか。
ツーリストデイパスを利用すれば帰国時に小銭が大量に余ってしまった…なんてことにはなりません!スマートに利用・乗車することができます!
また、ツーリストデイパスは初めにパスを利用した改札を通ってから24時間の間、何度でも利用することができます。つまりこの日はMTRを利用していっぱい名所を観光するぞ!という日に利用すれば、かなり利用価値が高いパスとなります。
香港の観光地は主に香港島の南部、九龍半島の北部に広がっており、この周辺を網羅しているMTRが旅行者のよく利用する交通手段となります。
逆に香港島の中心地から北部(新界)を走るLTRや港鉄バスは観光地は少ない分、ローカル色が強く地元民との距離が近いエリアです。香港を旅慣れている方は訪れることがあるかもしれませんが、香港を初めて旅行される方はほとんど利用しない路線でしょう。
また、MTRの中で一部の路線はパス対象外エリアに指定されています。
東鉄線がそれにあたります。九龍半島を南北に走る路線ですが、正直あまり利用しない路線なので旅行者にとって大きな影響はありません。利用頻度が高い路線「ツェンワンライン・港島(アイランドライン)・ディズニーランドリゾートライン」などは利用できるのでご安心ください。
ただしエアポートラインもパス対象外に指定されている点は要注意です。
日本から香港へ訪れる際、ほとんどの方は香港国際空港に到着するでしょう。ここから香港中心部に向かう際に鉄道を利用される場合は、必ずエアポートラインに乗車することになります。このエアポートラインはツーリストデイパスが利用できませんのでご注意ください!別途乗車券を購入する必要があります。
エアポートラインは市街地まで向かうのに最短でアクセスできる便利な乗り物です。しかし少々割高な点がデメリットです。乗車金額を抑えたい方は空港駅から約15分で到着する「青衣(チンイ)駅」で下車し、「東涌(トンチョン)ライン」に乗り換える際にパスを利用する方法もあります。
ツーリストデイパスの購入方法

ツーリストデイパスはインターネットから購入が便利です。大手ツアー取扱い会社の「kkday」ではツーリストデイパスの取扱いをしています。
価格は日本円で1,507円で購入可能です。※為替レートにより変動する可能性あり
インターネットで購入後、下記の受け取り場所でスマートフォンに送られてきたバウチャーを提示するだけでカードを受け取ることができます。
ツーリストデイパス受け取り場所
バウチャーと引き換えに受け取ったカードは最初の改札をカードで通過した時間から24時間乗り放題となります。面倒な乗車券購入の手間をなくすことで旅の貴重な時間を有効活用しましょう!
ツーリストデイパス購入にあたっての注意事項
香港旅行者にとって便利なツーリストデイパスですが、購入にあたりいくつかの注意すべき点があります。
香港旅行で利用される場合は、特に意識しなくても注意事項に引っかかることはないと思います。強いて言えば初めにパスを利用した時間を覚えておくことぐらいでしょうか。初めての利用から24時間を超えたパスは利用できませんのでご注意ください。

MTRの有人改札を利用する場合にツーリストデイパスと身分証明書(パスポートなど)の提示が必要とありますが、実際はツーリストデイパスのみで通ることができるとの情報がちらほらあります。とはいえ念のため旅行中は身分証明になるものを携帯しておくと安心です。
ツーリストデイパスでの乗車方法
ツーリストデイパスが利用できる交通機関はMTR(地下鉄)・LTR(ライトレール)・港鉄バス(港鐵巴士)の3種類ですが、香港旅行客が利用することが多いのはMTRでしょう。
MTRは九龍半島と香港島の主要エリアを網羅しており、観光名所に向かう際もMTRがあればほとんどの名所にたどり着くことができます。そんなMTRはツーリストデイパスを利用するととても簡単に乗車することができます。
- 自動改札にある黄色のセンサーにオクトパスカードをタッチ
- 自動改札が開き駅内に入る事ができるので、目的地に向かうホームから地下鉄に乗る
- 入場時と同様、自動改札のセンサーにカードをタッチすれば外に出られます。

日本のSuicaやICOCAのような交通系ICカードと同じような感覚で利用できます。
MTR(地下鉄)ご紹介!

香港国際空港から香港市内へ向かうのに非常に便利な乗り物です。現在11路線が運航しており、香港の主要観光エリアはMTRで完結できるほど移動のメインとなるでしょう。地下鉄と表記していますが、空港から市内に向かう道中は地上を走っているので、中華圏特有のコンクリート高層ビルなども車窓から見ることができます。本格的な街中に入るころには地下に入ってしまいます。
乗車運賃は日本と比較してとても安く3.90香港ドル~利用可能です。ただし空港発着のエアポートエクスプレスのみ乗車金額が高く設定されています。

旅行者がよく利用するであろう路線は緑ラインのエアポートエクスプレス、赤ラインのツェンワンライン、青ラインのアイランドラインの3路線。
赤ラインのツェンワンラインは観光エリアのネイザンロードに沿って走る路線です。シャムスイポー駅で下車してネイザンロードを南へ歩くと、香港の下町エリアから徐々に超高層ビル群へと移り変わる風景が楽しめます。
そのまま海まで歩くとビクトリアハーバーから向こうには世界有数の金融街と超高層ビルの摩天楼がそびえたっており、一見の価値ありです。毎晩行われる光のステージ「シンフォニーオブライツ」もこちらから見ることができます。
青ラインのアイランドラインは摩天楼のど真ん中を東西に走っています。金融街やショッピング、百万ドルの夜景で有名なビクトリアピークに続くピークトラムの駅も青ラインの中環駅から徒歩圏内です。
ただしこの路線は地上にトラムが走っているので、街並みを楽しみたい場合はトラムに揺られながら観光するのをお勧めします。
運行時間 5:30頃~翌1:00頃(約2~14分ごとに運航)
料金 3.90香港ドル~
MTRで観光できる名所
香港各地を網羅しているMTR。実際にどのようなエリアを観光できるのかまとめました。
ネイザンロード

九龍半島を南北に通る香港の有名な目抜き通りです。MTR駅は太子駅(プリンスエドワード駅)、旺角駅(モンコック駅)、油麻地駅(ヤウマティ駅)、佐敦駅(ジョーダン駅)、尖沙咀駅(チムサーチョイ駅)にまたがっています。この大通りにはショッピングや食、市場などとにかくなんでもそろっており、必ずと言っていいほど香港旅行者が一度は訪れるエリアです。
有名な「重慶(チョンキン)マンション」もネイザンロード沿い(チムサーチョイ駅周辺)にあります。

重慶マンションはバックパッカー御用達の安宿マンションです。以前は治安が悪い印象でしたが現在はそこまで危険ではありません。両替屋が10件ほどありますが、こちらは香港1といっていいほどレートが良いため、こちらでの両替がおすすめです。
上環駅・中環駅(セントラル)
中環は海沿いに高層ビルが建っているアジアを代表する金融エリアです。近未来的な建物が連なり、香港の発展の勢いを感じさせてくれる街並みです。山沿いに走る全長800mあるミッドレベルエスカレーターを有効活用して主要観光スポットを回っていくとスムーズです。
上環は旧市街地で、香港レトロが楽しめるエリアです。中環の隣なので新・旧の街並みが混在し、街を歩くだけで楽しいです。レートの良い両替屋が上環には集まっています。
・大館⇒かつての旧中央警察署。美術館、レストランなどが入る大型複合施設。


大館にある監獄カフェは写真映え抜群。実際の建物「ビクトリア監獄」をリノベーションしています。牢屋内にもカフェスペースがあり、グループでの利用も可能です。
大館についての詳しい解説はこちら香港トレンド観光地「大館」を調査!アクセス方法や観光ポイントなど徹底解説!
・セントラルマーケット⇒長年地元民から愛されてきた市場。一度閉鎖したが、2021年に再開し現在は香港雑貨やフードコート、お土産屋などが入っている市場となっています。
・ソーホー&ノーホー⇒NYをイメージさせる個性的なショップやバー、レストランが集まります。
・グラハムストリート、ハリウッドロード⇒ストリートアートが点在するエリア。インスタスポットとして人気を集めています。
・PMQ⇒1951年に建設された既婚者向けの警察官舎で、現在はデザイナーショップやカフェなど約70店舗が入っているトレンドスポット。
・文武廟(マンモウミュウ)⇒学問の神と「三国志」に登場する関羽が祭られています。
・キャットストリート⇒長さ50mの通りに露店がひしめく青空市です。様々な商品が売られていますが、品質はイマイチなものが多い印象。購入は慎重に。
金鐘駅(アドミラルティ)・灣仔駅(ワンチャイ)
中環駅から東方向へ進んだエリアです。近代的スポットとローカル色が交じり合っているエリアで、上環・中環エリアと同様に香港の摩天楼を形作っています。人気のショッピングスポットや露店、レストランなど何でも揃い、香港の活気を感じることができます。
・セントジョンズ大聖堂⇒イギリス植民地時代に建てられた香港で最古の歴史を持つ美しい教会です。
・アジアソサエティ香港センター⇒旧イギリス軍の弾薬庫をリノベーションし、劇場やギャラリー、展示室として公開されています。
・香港公園⇒高層ビル群の中にある広大な公園です。緑あふれる公園は摩天楼の中にある憩いの場。園内には人工池、温室、体育館、熱帯の鳥を集めた観鳥園などの施設があります。
・パシフィックプレイス⇒金鐘駅に直結している巨大なショッピングセンターです。
・リートンアベニュー⇒歩行者天国の通りに洋館が並び、カフェやレストラン、ショッピングを楽しむことができます。
・交加街/太原街⇒下町情緒を感じることができる露店がひしめく通りと、生鮮食品が並ぶ市場通りです。
銅鑼灣駅(コーズウェイベイ)
若者に人気の繁華街エリアです。一流ブランドからカジュアルな商品まで一通りそろうので、買い物好きならこちらは立ち寄るべきエリアです。グルメスポットも充実しています。
・ヴィクトリアパーク⇒香港島で最大級の公園です。ジョギングや太極拳をする地元民憩いの場。旅行者も使えるプールなどもあります。
・ヌーンデイガン⇒正午のなると空砲を打つ海岸沿いにある大砲です。空砲は1発のみ。当時、香港に着任したイギリス海軍将校が正午に時報として大砲を撃つように命令したのが始まりのようです。
・イーウォーストリート⇒このエリアのメインストリート。これぞ香港といった街並みが広がります。円形歩道橋からの景色は多くのトラムが眺められ、トラムファンの聖地となっています。
・ファッションウォーク⇒人気ブランドが集まるショッピングエリアです。
・タイムズスクエア/リーガーデンズ1.2/ハイサンプレイス⇒ショッピング複合施設でハイブランドからカジュアル路線まで幅広く入っています。レストランも充実。
香港にはMTRの他にも様々な乗り物がある

香港観光に便利な交通機関であるMTR。しかし香港にはさらに多くの交通機関が存在し、中にはMTRでは行けない観光スポットもあります。
香港を代表する交通機関
MTRは交通機関の中でも最短で観光地に向かうことのできる便利な乗り物ですが、市内では地下に入ってしまうため香港の街並みを楽しみながらでの移動には不向きな乗り物です。
一方その他の乗り物は香港の街中を走るので道中も景色を楽しむことができます。特に香港特有の乗り物であるトラム、ピークトラム、スターフェリー、二階建てバスは観光客に人気の乗り物です。
しかしこれらの乗り物は、残念ながらツーリストデイパスでは乗車することはできません。上記の交通機関を利用する場合は、各駅などで乗車券を購入するか交通系ICカードの「オクトパスカード」を利用するのが一般的です。
オクトパスカードとは香港版交通系ICカードです。チャージ機やコンビニでオクトパスカードにお金をチャージしておくことで、ツーリストデイパス同様にタッチで乗車できるカードとなっています。
オクトパスカードであればMTRを含む上記乗り物に対応しております(※一部タクシーは非対応)のでとても便利ですが、ツーリストデイパスのように乗り放題ではなくカードにチャージした分から精算されるのでご注意ください。
オクトパスカードについては下記ページで解説しております。
香港の移動はオクトパスカードが便利!利用方法、おすすめ購入方法公開
また、香港のメイン観光地であるビクトリアピークに向かう手段の一つに「ピークトラム」があります。こちらもツーリストデイパス非対応なので、乗車券の購入またはオクトパスカードの利用が一般的です。
ビクトリアピークへの行き方やお得な乗車券購入方法の解説を下記ページで解説しておりますので合わせてご覧ください。
【香港の夜景】ビクトリアピークへの行き方・施設・見どころ紹介!
まとめ:ツーリストデイパスはこのような旅行者のおすすめ!
最後にツーリストデイパスをおすすめできる方をまとめました。
上記の旅行者におすすめできるパスとなっています。反対に観光の際にあまりMTRを利用しない方や、色々な乗り物を使い分けて利用してみたい方にはツーリストデイパスは少々もったいない選択かもしれません。
旅行スタイルに合わせて乗車方法を変えていくことで、コストを抑えつつ楽しい香港旅行にしてみてください。
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