食・観光・ショッピングと訪れた人々を魅了し続ける香港。日本から4~5時間で訪れることのできる香港は、その近さもあり人気の旅行先の一つとなっています。
そんな香港には人気のテーマパーク「オーシャンパーク」があります。広大な敷地には大人から子供まで楽しめるアトラクションや注目スポットがたくさんあり、一日中遊びつくすことのできる魅力的なパークとなっています。
今回はそんな香港を代表するテーマパーク「オーシャンパーク」について徹底解説していきます。
オーシャンパークとは?

オーシャンパークとは香港島のMTR海洋公園駅周辺にある大型テーマパークです。広大な敷地の中に「動物園」「水族館」「遊園地」が入った複合施設であり、様々な地域の動物と80を超えるアトラクションを楽しむことができます。
2021年には全天候型のウォーターパークである「ウォーターワールド」もオープンし、天気を問わず楽しむことができ年々規模が大きくなってきており、いま香港でもっとも熱い施設となっています。

上手に回らないと1日では回り切れないほどの規模が大きいテーマパークです。
アクセス方法

各エリアからアクセス可能なMTR(地下鉄)が便利で早く到着する事ができます。最寄り駅はMTR海洋公園駅。駅から出るとすぐ隣にオーシャンパークが隣接しているので、迷う事なく到着することができます。
基本的にはどのエリアからでもMTR金鐘(アドミラルティー)駅を経由して海洋公園駅に向かうことになります。
金鐘周辺は香港の摩天楼ど真ん中の金融街。どこからでもアクセスしやすいため、オーシャンパークへのアクセスも簡単です。
下記に香港の主要エリアにあるMTR駅からのアクセス方法を記載しておきます。
香港国際空港から出発※所要時間約50分
- 機場(エアポート)駅:エアポートエクスプレス線で香港駅まで向かい下車後、中環(セントラル)駅まで徒歩で移動
- 中環(セントラル)駅:MTR港島線で金鐘(アドミラルティー)駅まで向かい、乗り換えのため下車
- 金鐘(アドミラルティー)駅:MTR南港島線で海洋公園駅到着
尖沙咀(チムサーチョイ)から出発 ※所要時間約15分
- 尖沙咀(チムサーチョイ)駅:MTR荃灣線で金鐘(アドミラルティー)駅まで向かい、乗り換えのため下車
- 金鐘(アドミラルティー)駅:MTR南港島線で海洋公園駅到着

香港の中心部から離れていないため、市内観光とオーシャンパークを両方楽しむことができます。夕方までオーシャンパークで観光し、夜はネイザンロード観光&シンフォニー・オブ・ライツの鑑賞という行程も可能です。
パークチケット購入方法

チケット購入方法は主に下記2点の方法です。
日本のテーマパークと同じ感覚でチケットを購入することができます。チケット購入窓口に向かい、大人・子供の人数を伝えるだけで手続きが完了します。

スタンダードなチケット購入方法です。メリットは当日に購入できるということ。天候が悪い日や急に別行程を組んでしまった際にも、事前に購入していないため料金の発生がありません。
パークチケットは日本からインターネットで事前に購入することもできます。大手アクティビティツアー取扱い会社のkkdayでは、オーシャンパークのチケットを取り扱っています。
チケットを事前購入することで、スマートフォンにQRコードが送られてきます。こちらを入り口で提示するだけなので、スムーズに入場することができます。チケット窓口で中国語や英語を話し、コミュニケーションをとる必要が無いため、ネットの場合は慌てず購入の手続きができるのもメリットでしょう。
また、パークチケットをkkdayを通して購入する場合、現地チケット窓口で購入するよりも安く購入することができます!
例えばオーシャンパークスタンダード入場チケットの場合は窓口価格から791円の値引き、オーシャンパーク2名様入場チケットは窓口価格から2,816円も値引きされています!※為替レートやキャンペーンの変更などで値引き金額は変動する可能性がございます。

入場チケットの他にもカフェやレストランで使用できるクーポンも値引きして販売されています。
値引きチケットをご購入の際は下記ページよりご購入いただけます。
逆にデメリットとしては、予約のキャンセル・変更が不可能のプランもあるため、天候の悪化などでも予定変更ができないこと。この点においては当日にパーク窓口で購入する方がリスクが少ないです。

天候の変化に対応するのは限界がありますが、香港の週間天気を把握しながら日本出発前に予約するのがベストといえるでしょう。
購入方法はどちらも一長一短。ご自身に合わせた旅程で検討してみてください。
使い勝手は良い?悪い?専用スマホアプリもあり!
オーシャンパークには専用のアプリをダウンロードすることによって様々な情報を得ることができます。
しかし対応言語は英語と中国語、中国語(香港)の3種類となっているため、どれかの言語ができないと細かな説明までは理解するのは難しいです。
こちらのアプリで可能なことは以下の事柄です。
上記リスト内であれば、英語や中国語がわからなくても、ある程度分かると思います。ただしレストランの予約電話は英語か中国語ができないと難しいかもしれません。
また、マップは自分の現在地が表示されませんので、いま自分がどのあたりにいるのかは近くの施設から推測して調べるしかないので、使い勝手は少々悪いかもしれません。
こちらのアプリからでもパークチケットの購入や乗り物ファストチケットの購入が可能です。しかしアプリで購入するくらいならkkdayの割引チケットを購入するほうが安いので、あまりおススメできません。
しかしながらアプリのダウンロードは無料なので、一度ダウンロードしてみるのも良いと思いますよ!

オーシャンパーク詳細
91.5haの広さを誇るオーシャンパーク内は「ウォーターフロント」と「サミット」の2つのエリアに分かれています。それぞれに魅力的な施設が集まっており、日本未上陸のアトラクションやパンダも見ることができます!
2つのエリア間はケーブルカーやオーシャン・エクスプレスで移動することになり、このケーブルカーからの景色も素晴らしいものになっています。

東京ドームの約19倍の敷地面積がある大きなテーマパークです!丸一日遊び尽くせる規模を持っています。
施設Pick Up!
オーシャンパークには様々な地域の動物と80を超えるアトラクションが存在します。今回は数ある施設の中で特に注目したいアトラクションをピックアップしました。
海洋公園駅のある南郎山の麓から中腹まで、約1.5㎞を8分間で結ぶケーブルカーです。パーク内の2つのエリア「ウォーターフロント」と「サミット」の区間を結ぶ役割を果たしています。
海抜205mという高さから見ることのできる香港の海や山・島々は絶景なので、パーク内移動にはぜひケーブルカーを利用してみてください。
「サミット」エリアにある汽車の形をしたジェットコースターです。コースターの横が海に面しており、海を一望することができるため景色は最高。まるで海の上を走っているような感覚が味わえます。
しかしながらこのコースターの最大の特徴はVRギア(ゴーグル)を着用して乗ることができ、通常とは異なる全くの別世界を体験することができます。世界でも数少ないVR体験型ジェットコースターでいつもとは違った体験をしてみては。
※VRギア着用は13歳以上からです。

マイントレインはその景色の美しさから世界中でも願望が美しいジェットコースターの一つともいわれています。
こちらはオーシャンパーク内でも1,2を争う絶叫系ジェットコースターです。注目ポイントは日本未導入の足場がないフロアレスのジェットコースターということ。下を見ると底が無く、宙づりのような感覚で山頂から時速88㎞でアップダウンを繰り返し、スリルと爽快感を味わうことができます。
こちらもジェットコースターもマイントレイン同様に海の横に建てられているため、美しい景色を楽しみながらスリル満点の体験をすることができます。
「ウォーターフロント」エリアにある動物を見ることのできるエリアです。中国に生息する動物はもちろんのこと、アジア各国の動物たちを中心に飼育されています。そしてやはり中国といえばパンダのイメージがあると思いますが、オーシャンパークでは2頭のパンダが飼育されています。
そしてこの2頭のパンダに餌やりをすることも可能となっています。要予約にはなりますが、なかなか日本では体験することができないのでぜひ挑戦してみてください。

パンダの餌やりは土日のみ開催しています。8名限定で価格はHK$360必要です。パンダに直接触れることはできませんが、飼育係が作業するエリアに入れるためとても貴重な体験です。
「ウォーターフロント」エリアにある世界最大のドーム型水槽です。アクアシティという水族館に存在しており、直径5.5mという世界最大規模の展望ドームと、幅13mのビューイングパネルから見る海中世界は圧巻の一言。
こちらの水族館には約500種類、5,000匹以上の海の生き物が優雅に泳ぎまわり、十分に見ごたえのあるものとなっています。
また、グランド・アクアリウムに併設されている「ネプチューンズレストラン」では、悠々と泳ぐ海の生き物を眺めながら、中国料理&西洋料理を楽しむことができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。オーシャンパークは香港の繁華街から近く、アクセスも良いため日帰りツアーにはちょうど良いテーマパークとなっています。
日本ではなかなか体験できないアトラクションや餌やり体験などもありますので、香港旅行を検討されている方はぜひこちらも訪れてみてください。
きっと楽しい思い出になること間違いなしです!
コメント