【中国・上海】中国トップクラスの演技力!上海雑技団について徹底解説!

中国

2024年11月以降、短期の中国渡航の際にビザの申請が不要になった中国。数ある都市の中でも上海は日本から約2時間半ほどで到着することができ、多くの観光資源がそろっているため、自信を持っておススメできる渡航先です。

上海観光といえば、外灘や浦東、田子坊、豫園、新天地、上海ディズニーなど羅列するとまだまだ出てきますが、私が訪れた中で特に印象が強かったのは上海雑技団です。

上海旅行で一番行ってよかったと思えるのが上海雑技団でした。もちろんその他の観光地も魅力的なのですが、上海雑技団は頭一つ抜け出ています。ここでしか出会えない感動と緊張が余韻に浸る時間もなく次々に押し寄せてくる、そんなショータイムでした。

今回はそんな上海で有名な「上海雑技団」について徹底解説いたします。

上海雑技団とは?

上海雑技団とは、中国全土に100以上ある雑技団のひとつであり、数ある中国雑技団の中でも1番評価が高いのが上海雑技団です。現在約200人の団員が所属しており、常人では考えられないアクロバット技や柔軟技、コンビネーション技を披露してくれます。

とりわけレベルの高い上海雑技団ですが、上海市内にいつくかの団体があり、それぞれ異なった特徴があります。昔ながらの中国雑技団スタイルを重んじている団体や、プロジェクションマッピングなどを駆使した現代×アクロバット技をミックスしたスタイリッシュな雑技団まで様々です。

今回解説していくのは現代×アクロバットの融合でトップを走る上海雑技団「上海馬戯城」です。こちらの上海雑技団はシルク・ドゥ・ソレイユのスタッフが手掛ける団体で、スクリーンや音楽、光、バイクなど現代技術を昔ながらの伝統的な雑技と融合させた「新感覚の雑技団」となっています。

技の完成度や美しさ、手汗握るハラハラ感は今までに感じたことのない感動を掻き立てられ、私は終始感動しっぱなしでした。

そんな上海雑技団の詳細をくわしく解説していきます。

上海雑技団「上海馬戯城」へのアクセス

「上海馬戯城」へは地下鉄を利用するのが早くて便利です。地下鉄1号線の「上海馬戯城駅」が最寄り駅であり、下車後徒歩1~2分ほどで会場の建物が見えてきます。ドーム型の大きな建物で、開催時間30分ほど前から観光バスがたくさん停車し始めるのですぐにわかると思います。

下記の画像は上海馬戯城駅の出口です。駅には1~4号の出口がありますが、3号口が最寄りになるので出口を間違えないよう注意してください。

3号出口から南へ進むと非常にわかりやすく会場が見えてきます。

ドーム型の建物が見えてきたらそこが会場です。大きく文字も書かれています。こちらの文字の横に2階へと続く階段があり、上ると会場入口に到着します。こちらでチケットの確認をしていただいたのちに入場です。

上海馬戯城駅へは上海の観光中心地である「人民広場駅」から乗り換えなしで向かうことができます。開演前まで人民広場駅から東西に広がっている南京東路で観光やショッピングを楽しみ、時間が近づいてきたら人民広場駅から上海馬戯城駅に移動すると、旅程のロスもなくスムーズにたどり着くことができます。

上海の玄関口「上海浦東国際空港」からでも、人民広場駅で1回乗り換えればたどり着きますので、立地は抜群でしょう。

  1. 人民広場駅から:1号線で上海馬戯城駅まで直通。約12分
  • 上海浦東国際空港から:2号線で人民広場駅まで向かい乗り換えのため下車。
  • 1号線で上海馬戯城駅まで向かい下車。約1時間25分
  • 陸家嘴駅(浦東地区。超高層ビル群周辺)から:2号線で人民広場駅まで向かい乗り換えのため下車。
  • 1号線で上海馬戯城駅まで向かい下車。約30分
  • 豫園駅(観光地豫園)から:14号線で一大会址・黄陂南道駅まで向かい乗り換えのため下車。
  • 1号線で上海馬戯城駅まで向かい下車。約35分
みーちゃん
みーちゃん

上海の各観光スポットから約30分前後で到着することができます。

※中国ではグーグルマップの位置情報は正確に表示されません。現地で検索する際はアプリの「百度地図」の利用をおすすめします。

チケットの購入方法

上海雑技団のチケットは日本で事前に購入しておくことをおススメしています。特にこの上海馬戯城でおこなわれる雑技団は人気が高く、私が訪れた時は欧米からの団体客もいたため、日程によっては予約が困難な場合もあると思われます。

よってあらかじめ旅程が決まっている場合は日本でチケットを購入しておくほうが安心です。

大手ツアー取扱会社であるkkdayでは、上海馬戯城の雑技団チケットの購入ができます。チケット購入後にメールで入場用のQRコードが送られてくるので、そちらを係員に提示するだけでOKです。スマホでスクリーンショットを撮影しておけば、当日のチケット紛失等不安も無いと思います。

また、kkdayでは通常料金から約22%割引でチケットを購入することができます。価格は席のグレードによって異なるのですが、どのグレードの席でも割引が適用されますのでお得に購入することができます。

上海雑技団の割引チケットは下記ページより購入することができます。

上海雑技団のチケット予約はこちら【kkday】

公演の詳細

開催日程火・水・木・金・土・日
開始時間14:00/16:30/19:30の3パターン。日程によっては無い時間帯もある。開始時間45分前から受付が開始される
上演時間60分・100分(曜日によって上演時間が異なる)

月曜日は開催していないため、旅程を組む際には注意してください。開始時間については曜日ごとに異なっています。1日に1回のみの上演もあれば、3回上演がある場合もあるので詳細はチケット予約からご確認ください。

開始時間45分前から会場に入ることができます。ただし座席は指定席なので、早く入ったところで席を選べることはありません。

上演時間は60分と100分です。曜日によって上演時間が異なります。60分上演は100分の演目からいくつか省略したものとなっています。上演時間は異なりますがどちらも同じ料金です。

理想の座席はどこか?

kkday

上記は舞台と座席表です。舞台を中心に半周を囲うように座席が設けられています。kkdayではA・B・Cの3タイプから選択することができ、Aになるほど料金は高くなります。おそらくVIP席は通常の予約ではとれないと思われます。

タイプの選択はできますが座席は選べません。チケット購入後に送られてくるQRコードの下に座席ナンバーが記載されていますので、そこで初めて確認することができます。舞台から一番遠い席で約25mほどになります。

上記が予約確定後に送られてくるメールです。黒塗り部分にQRコードがあります。QRコードの下に上演日程や予約人数、座席など詳細が書かれているので確認しておきましょう。

座席シート番号は、座席の横に小さく記載されています。正直自分の席がどこなのか分からないと思います。ドーム内に入ったところすぐに係員が立っているので、その方に聞くと教えてくれます。

みーちゃん
みーちゃん

手すりに小さく記載されていますが、館内が薄暗いのと文字が小さいので自分で探すのは困難です。係員に尋ねる方が賢明でしょう。

多くの演目は舞台の真ん中でおこなわれます。どの席からでも問題なく見れる演目もありますが、半分以上の演目は正面から見る方がわかりやすいため、やはりA席がおススメになります。

また、上海馬戯城では撮影に対しての規制が無くビデオ撮影や写真撮影が可能なので、撮影もしたい方はA席が圧倒的におススメです。演目のすべてにおいて正面から撮影できるので、帰国後のいい思い出となるでしょう。

ただしフラッシュを使うのはNGです。演者は危険と隣り合わせで演技をしてくださっていますので絶対にやめましょう。

因みに私は前列A席の中の一番後ろでしたが、スマートフォンでもきれいに動画撮影ができました。一眼レフカメラも持っていきましたが、望遠レンズは不要なくらい近くで撮影できました。

結論としてA席が理想ではありますが、演目によってはB・C席でも十分に満足できると思います。ご予算に応じて決定されるといいのではないでしょうか。

【上海馬戯城】上海雑技団の演目

上海馬戯城で行われる雑技団の演目は2025年現在下記のとおりです。
※演目は当日の劇場の状況やシーズンによって変更される可能性があります。
※60分の演目は100分の演目から何点か削られたものとなります。

① 登場
② 船上雑技
③ 輪くぐり
④ 甕まわし
⑤ 頭上甕まわし
⑥ 柔術
⑦ 大車輪
⑧ 影体操
⑨ バランス
⑩ 流星雑技
⑪ 大跳板
⑫ 空中アクロバット
⑬ 回転アクロバット
⑭ トランポリン
⑮ モーターバイクショー

どの演目も人間離れした動きであり、もはや芸術。文字通り血の滲む努力をされたのが伝わってきます。

今回は演目の一部を紹介していきます。

上海馬戯城の雑技団は伝統の雑技を現代アートを組み込んで表現しているのが特徴的です。技術も素晴らしいですが、音や光がより雑技を美しく引き立たせています。

ストーリー性があり、真ん中に立っている男性がとある女性を探しに行くというもの。物語の道中に様々な雑技を楽しめます。言語はなく、ノンバーバルで物語は進んでいくので中国語が理解できなくても全く問題ありません。

高さ10mはあるであろう上空で、自身を生地に絡めて様々な踊りを見せてくれます。もちろん命綱はありません。手に汗握るシーンもありました。非常に美しい団体での演技です。

上空から生地を巻き付けた身体を回転させながら降りていき、地面すれすれで止まる技。これには観客も驚きの声が出て拍手喝采でした。

逆立ち…ですが、ありえない角度で静止しています。彼の柔軟性とこの姿勢を支える指は努力のたまものです。

足とリングの上に乗っているのは鳩ですが、この子たちがしっかり教育されているようで、この演目のキーポイントです。鳩ってこんなに賢いの?と思えるような演目でした。

自転車やローラースケートを使った演目もありました。動きが激しく次々に技を決めていきます。彼らの身体能力に限界があるのか疑問です。

平均台ほどの幅の板をしならせ空中技を繰り出す演目です。見ているこっちがハラハラドキドキしてしまいます。

クライマックスは球体の中で縦横無尽にバイクを走らせる演目。正直この演目が一番怖く、緊張しっぱなしでした。球体を走るバイクの中にさらにバイクが入り込んで…何台入るかは現地で確認していただきたいです!もはや人間技ではありません!

観客の盛り上がりもピークで鳴りやまない拍手で会場は包まれていました!

まとめ:上海に行くなら絶対に見に行くべき観光地!

いかがでしたか?上海には様々な観光地がありますが、ぜひ上海雑技団も旅程に組み込んでください。私は上海旅行で一番思い出に残ったのがこの上海雑技団です。

間違いなく大盛り上がりの時間を過ごせます!

上海雑技団の割引チケットはこちらから購入できます。

上海雑技団のチケット予約はこちら【kkday】
mi-chan

1989年生まれ。京都出身。
関西空港で働いているうちに海外で生活したいと考え、カナダへワーホリ、現地ガイド会社に就職し数年滞在する。
帰国後は添乗員、旅行会社で働きながら海外に携わってきました。
そのノウハウを生かし、ブログにて海外情報発信をしている2児のパパ。

mi-chanをフォローする
中国
mi-chanをフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました