【中国・上海】読めばきっと行きたくなる!上海2泊3日おすすめ旅程公開!

中国

中国へ渡航の際に短期間の滞在であればビザが免除になり、訪れやすくなった中国。

日本人にとってまだまだ未知の国である中国ですが、観光資源が豊富で見どころたっぷりな国でもあります。

今回は実際に私が訪れた上海での旅行モデルプランを掲載しますので、上海旅行を検討中の方のお役に立てればと思います。

現地での観光地や注意すべきこと、ネット接続はどうすればいいのか,,,などご紹介致します。

2泊3日モデルプラン

今回は実際に私が上海を訪れた2025年夏の旅程を参考にしてご紹介していきます。旅程の時間はあくまで目安です。

1日目

時間旅程
午前中日本から上海浦東国際空港へ出発
午前中~正午上海浦東国際空港から豫園へ移動
13:00〜15:00豫園観光、昼食
15:00~15:30豫園から南京路へ移動
15:30頃ホテルチェックイン
16:00~18:15南京路散策
18:15〜18:45南京路から上海馬戯城駅移動
18:45~20:30上海雑技団鑑賞(演技は19:30~20:30)
20:30~21:00上海馬戯城駅から南京路へ移動
21:00~23:30南京路観光、夕食
23:30ホテル到着

2日目

時間旅程
8:00~10:00ホテルチェックアウト。人民広場駅から朱家角駅へ移動。徒歩で朱家角へ向かう
10:00~15:00朱家角観光
15:00~17:00朱家角駅から陸家嘴駅へ移動
17:15頃ホテルチェックイン
17:15~18:00陸家嘴散策
18:00~18:30陸家嘴駅から豫園駅へ移動
18:30~20:00豫園観光、夕食
20:00~20:15豫園駅から南京東路駅へ移動
20:15~22:00外灘・浦東観光
22:00~22:15南京東路駅から陸家嘴駅へ移動
22:30頃ホテル到着

3日目

時間旅程
10:00頃ホテルチェックアウト
10:00~10:30陸家嘴駅から西蔵北路駅へ移動。徒歩でスーパーへ向かう
10:45~11:45地元スーパーでお土産探し
12:00~12:30西蔵北路駅から打浦橋駅へ移動
12:30~14:30田子坊観光
14:30~16:00打浦橋駅から上海浦東国際空港へ移動
18:00~上海浦東国際空港から日本へ出発
※移動時間はある程度余裕をもって計算しています。状況、交通手段によっては時間が前後することがあります。

早朝発のLCCに乗って上海浦東国際空港に到着。2024年11月以降、日本人が中国に短期入国する際にビザが必要なくなりました。日本人も気軽に中国を旅行できるようになったということです!ただし入国審査官の質問はちょっと多めでした…(たまたまはずれの入国審査官にあたっただけかも)

以下質問にあった内容↓

  • 入国の目的は?
  • 1人?なんで1人で来たの?
  • どこに泊まるの?
  • いつまでいるの?
  • 2泊3日の旅程をすべて答えて?

日本人だからなのか、たまたままじめな審査官だったのかは分かりませんが、最後はにっこりとほほ笑んでパスポートにスタンプを押してくれました。

無事、上海に到着。残念ながら上海浦東国際空港は空港が撮影禁止エリアに指定されています。これは上海浦東国際空港が軍用空港としても利用されているからです。気づかずに撮影している外国人観光客もちらほらいますが、見つかると後々ややこしくなること間違いなしなのでやめておきましょう。

中国にはこのほかにもあらゆる場所で撮影規制がかかっている場所があるので、怪しいな?と思ったら周りの看板等を確認するのがベストです。今回は撮影に関して書きましたが、中国は私たち日本人の常識とは異なったルールが数多く存在します。下記に中国旅行の際に注意したい行動をまとめていますので、中国旅行を予定している方は確認しておきましょう。

【中国・上海】上海ではこれに気を付けろ!現地でトラブルにあわないための注意事項

上海に到着してまず最初にインターネット接続です。今回私は「World eSIM」を利用してインターネットを利用していました。中国は独自のセキュリティシステムである金盾(グレートファイアーウォール)により、普段私たちが利用しているラインやインスタグラム、グーグルなどが利用できません。

そういった規制を回避して普段通り利用できるeSIMなので、中国旅行ではとても利用価値が高いものになっています。

みーちゃん
みーちゃん

world eSIMは初めてeSIMを利用する方におすすめです。細かな設定方法の解説、手厚いサポートでフォローしてくれます。

その他、中国で規制を回避しつつ利用できるeSIMについて下記リンクで紹介しています。

中国でLINEが使えるeSIM 5選

まずは最初の観光地である豫園(よえん)に向かいます。上海浦東国際空港から上海中心部に向かう方法として代表的なのは、地下鉄、リニアモーターカー、バスがあります。今回はタイパよし、コスパよしの地下鉄を利用しました。地下鉄で上海中心部の各観光地まで1時間~1時間30分ほどで到着します。


豫園(よえん)

地下鉄豫園駅から徒歩2分、地上に出ると交差点向こうに豫園商城の立派な門が見えます。豫園商城とは、豫園をぐるりと囲うようにある飲食店やお土産屋さんが連なる観光スポットです。その中に豫園と呼ばれる当時の権力者が作った大きなお庭が存在します。

上海を代表する観光スポットであり、連日大勢の観光客が押し寄せます。特に欧米からのお客さんがとても多くいらっしゃいました。国内客の団体ツアーの鉄板旅行先にもなっているらしく、中国人の観光客でもにぎわっていました。特に夕方から夜にかけてのライトアップの時間帯は混雑が激しいので、覚悟して観光しなくてはなりません。

明時代の建物を再現した中国らしい建築物が並んでいます。建物の中はリノベーションされており、中国茶、お香、お菓子、飲食店など様々なジャンルのお土産店が経営しています。

豫園商城内は比較的新しい建物も多くあります。エリアによって明時代の重厚感あふれる建物や1900年代を彷彿とさせる空間があったりと、写真映えスポットがたくさんあり、観光客を魅了します。

上海で有名な小籠包屋さんの一つである「南翔饅頭店」も豫園商城にあります。中身がたっぷり入った熱々の小籠包はリピート確定で文句なしの味です。

豫園商城の詳細は下記ページで解説しています。

【中国・上海】豫園商城への行き方、有名小籠包、お土産など徹底解説!

最寄り駅地下鉄10号線「豫園駅」
営業時間豫園→8:45~17:15 豫園商城→8:30~21:00
休館日豫園→月曜日 豫園商城→無休

南京路(昼)

上海中心部を東西に走る大通りです。特に南京東路は一部が歩行者天国となっており、両サイドにショップやデパートが連立しているお買い物天国となっています。

大通りにはありとあらゆるものが売られています。バラマキみやげ、ブランド、カフェ、自分みやげ、食事など、楽しむためのツールが無限にあります。

「美食城」の通り、奥にはたくさんの飲食店が営業しています。見るからに美味しそうな中国料理から、虫の串焼きまで…気になる方はトライしてみてください!!

最寄り駅南京東路→地下鉄2、10号線「南京東路駅」
南京西路→地下鉄1、2、8号線「人民広場駅」
営業時間店舗によって異なる。20:00~22:00頃から徐々に閉まり始める
休館日無休

上海雑技団

今回の上海旅行で特に印象に残った出来事がこちらです。中国雑技団の中でも特にレベルが高いと言われる「上海雑技団」の鑑賞。

こちらは上海旅行に行かれる際にはぜひ旅程に取り入れていただきたいおススメ観光地です!人間離れした雑技の数々に鳥肌が止まりませんでした!日本では見ることのできない超人技の数々をぜひその目で体験してください!

恐ろしく危険で美しい技の連続に観客は拍手が止まりません。

今回訪れたのは上海にいくつかある雑技団の中のひとつ「上海馬戯城」。トップレベルの雑技と現代技術をミックスした固定概念に囚われない雑技団です。プロジェクションマッピングと人間が作り出す神秘的なショーを楽しむことができます。

上海雑技団ツアー予約はこちらから【KKday】

上海雑技団の詳細は下記ページで解説しています。

【中国・上海】中国トップクラスの演技力!上海雑技団について徹底解説!

最寄り駅地下鉄1号線「上海馬戯城駅」
営業時間日によって異なるが、一日に最大3公演あり
休館日基本的には毎日開催されるが、不定休で休館の場合あり

南京路(夜)

上海雑技団の鑑賞後、再び南京路まで戻ってきました。夜の南京路沿いにある店舗は、20:00頃を境に徐々に閉店していき、煌びやかな電光掲示板が暗くなっていくと聞いていましたが、私が訪れた夏の時期は22:00頃から電気が消え始めた印象でした。恐らく時期によって営業時間が異なっていると思います。夕暮れが遅い夏場になるほど南京路は夜遅くまでにぎわっているようです。

今回は南京路近くのホテルを予約しました。3つ星ホテルで立地は最高、コスパもよしの高評価ホテルでした。

【中国・上海】コスパ最強!リーズナブルに宿泊できる「上海七重天宾馆:セブンスヘブンホテル」徹底解説!


朱家角

上海中心部から地下鉄で約1時間30分ほどで到着します。上海市内にあるこちらの朱家角は、上海中心部から日帰りで行くことのできる古鎮(水郷の町の意)の中でも最大の面積を誇ります。水路沿いに建てられた建築物は古き中国のイメージそのままで、歩いているだけでも楽しめます。カフェやレストランがたくさんあるので、歩き疲れたころに水路沿いのカフェで休憩するのもgood。

水郷周辺には様々なお店が営業しています。写真スポットも無数に存在しているので、お気に入りの写真がきっととれるはずです。ちなみに船に乗ることもできます。一人で乗ると割高になるので、複数の観光客で乗り合いすると価格はぐっと下がります。

朱家角はちまきが有名です。露店には約10種類ほどのちまきが売られており、お肉が入っているものから甘い餡が入っているスイーツ風のものまで様々なフレーバーが置いています。朱家角を訪れるならちまきは外せないグルメです!

朱家角の詳細は下記ページで解説しています。

【中国・上海】上海中心部から行ける水郷の町、朱家角を徹底解説!

最寄り駅地下鉄17号線「朱家角駅」
営業時間24時間だが、お店によって閉店時間はさまざま
休館日無休

外灘(バンド)と浦東(プドン)

上海の象徴である超高層ビル群の風景といえば浦東。上海一のオフィス街となっており、特徴的な形が印象的な東方明珠塔をはじめ、超高層ビルの展望台から見下ろす上海の街並みは一見の価値ありです。

陸家嘴駅から地上に出るとそこは摩天楼のど真ん中。中国一の高さがある上海タワーやジンマオタワー、上海ワールドフィナンシャルセンター、東方明珠塔の展望台までは徒歩圏内です。

また、この摩天楼を対面の外灘(バンド)から見るのもおすすめ。地下鉄で1駅なので簡単に行き来ができます。

外灘はアヘン戦争後の欧米諸国が租界地(半植民地みたいなものです)として開拓されたエリアです。当時の重厚なヨーロッパ建築が川沿いにずらりと並んでおり、上海とは思えない風景が広がっています。

特に夜の外灘は建物がライトアップされてとても美しく、川を挟んで対岸の浦東エリアの高層ビルもとても煌びやかです。

外灘では新旧の上海を同時に感じることのできるそんな観光地となっています。

みーちゃん
みーちゃん

おすすめは夜景鑑賞。駅1つ分なので、浦東の高層ビル展望台に立ち寄ってから外灘に向かうことができます。せっかくなので2つの夜景を見てみてはいかがですか?

浦東の夜景を鑑賞後、本日はジンマオタワー内にあるグランドハイアットに宿泊しました。上海3大高層ビルの一つであるジンマオタワーは、お部屋からも上海の街並みを見下ろすことができるため、あえて展望台を利用するのではなくお部屋から上海の夜を楽しむのもいいかもしれません。

みーちゃん
みーちゃん

上海の街並みを見下ろせるおすすめのホテルは「グランドハイアット」「パークハイアット」です。共に超高層ビルに入っており、最高の景色が期待できます。リバービューサイドのお部屋にすると、東方明珠塔や外灘の景色が見れるのでおススメです。


地元スーパーでお土産探し

最終日はバラマキみやげを買いに地元のスーパーへ向かいました。南京路や観光地にはお土産屋さんはありますが、意外と地元の方が通うスーパーはありません。地元スーパーの魅力はなんといってもローカルのお菓子や食べ物に出会えること!ついでに価格も観光地より安いと来たら向かうほかありません!

今回は中国大手スーパー「大润发(ダールンファー)」を訪れてみました。店舗は上海中心部からほど近く、アクセスがしやすい「平型关店」です。地下鉄8号線の西蔵北路駅の4番出口から徒歩8分の距離にあります。

上記の写真はお菓子コーナー。この奥にもお菓子のコーナーは続いており、バラマキみやげ探しにはうってつけのスーパーです。

「オレオ」のコーナーだけでもこの量があります。日本にはないフレーバーも数多くあるのでお土産としておすすめです。複数のフレーバーを合わせたアソートの販売もあるため、色々な味を試したい方にもきっと満足できるお買い物ができるでしょう。

そのほかに中国茶やハーブティー、紅茶やコーヒーなど、中国オリジナルのテイストで販売されています。

みーちゃん
みーちゃん

観光地のお土産屋さんとは違った品ぞろえがラインナップされています。ここまでお菓子がそろっているお土産屋さんはなかなか無いでしょう。

地元スーパー「大润发(ダールンファー)」の詳細は下記ページで解説しています。

【中国・上海】バラマキ土産に最適!上海のローカルスーパー「大润发(ダールンファー)」を徹底解説

最寄り駅地下鉄8号線「西蔵北路駅」
営業時間7:30~21:30
休館日無休

田子坊(たごぼう)

今回の上海旅行で訪れた最後の観光地「田子坊」。芸術家が多くこの地に移り住んだことから、いつしか田子坊はアートの町になりました。エリア内はカワイイ雑貨屋さんや、職人が手作りで作ったハンドメイド作品などがあり、自分みやげにピッタリの場所です。

建物もレトロ上海を彷彿とさせるものが多く、写真映えするスポットがたくさんあります。実際に住人が住んでいることもあり、撮影は節度を持っておこないましょう。

お昼からレトロな建物に囲まれてビールを飲めるのは最高なのではないでしょうか。

この突き出た看板や室外機の量は香港を思い出す街並みです。電線を歩く小人がとても可愛いです。

夜になると提灯や建物がライトアップされ、田子坊全体が幻想的な空間になります。このライトアップを見ようと、夜は観光客で混雑するので混雑を回避したい方は午前中に訪れたほうがゆっくり観光することができます。

【中国・上海】人気の観光地「田子坊」徹底解説!

最寄り駅地下鉄9号線「打浦橋駅」
営業時間24時間だが、現地の方が実際に住んでいるため節度を持って
休館日無休

帰国

田子坊から上海浦東国際空港まで地下鉄で向かいます。リニアに乗ってみたい方はリニアで空港まで行くのもありです。ただし中心部から少し離れた竜陽路駅まで地下鉄で行かなければならない点と、乗車時間によっては最高時速300kmに減速(本来は400km)になるので、スピードを体験したい方は要注意です!

上海浦東国際空港はとても広く、お土産屋さんや飲食店があるので、出国前のお土産選びや最後の中国料理を食べるのに便利です。価格は市内の方が安いですが…

夕方上海を出発すると、夜には日本に到着します。2時間強ほどのフライトなので短期の海外旅行先としてもおすすめであり、なにより観光、食事、ショッピングと魅力が尽きない上海なので、一度足を運んでいただきたい旅行先です!

皆さんもぜひ中国の魅力にはまってみて下さい!

mi-chan

京都出身。
関西空港で働いているうちに海外で生活したいと考え、カナダへワーホリ、現地ガイド会社に就職し数年滞在する。
帰国後は添乗員、旅行会社で働きながら海外に携わってきました。
そのノウハウを生かし、ブログにて海外情報発信をしている2児のパパ。

mi-chanをフォローする
中国海外弾丸旅
mi-chanをフォローする
タイトルとURLをコピーしました